【ゲーム日記】戦場のフーガ#15(終) 新しい音色
引き続き、「戦場のフーガ」のゲーム日記をお送りします。
前回はこちら。
ハクスが操るヴァナルガンドを討ち果たし平和と取り戻した子供達。
しかし、それは犠牲の上に成り立った平和だった。
真の平和、真の終わりを迎えるために、僕は再び戦場に赴く。
フーガを奏でる。
強くてニューゲーム
クリア後、同じデータをロードするとクリア時のステータスを引き継いだまま最初からゲームを始められます。
所謂強くてニューゲームですね。
これこそが「戦場のフーガ」の真骨頂。
仮に1週目でソウルキャノンを使って倒したボスでも、2週目なら勝てる可能性が出てくるのです。
子供達を生きている状態でヴァナルガンドを倒し、真のエンディングを見るために。
1週目で最初のボス戦は絶対に巻き戻しが発生していましたが、今回は難なく撃破。
僕は1週目もソウルキャノンは使っていなかったのでこの点は大丈夫ですが、問題はブリッツですね。
彼をこちらに引き戻すには何か条件があると思うのですが、それは何なのか...。
ちなみに2週目から「ジャンヌアーカイブ」なる読み物がライブラリに追加されます。
読むと「戦場のフーガ」の歴史が分かるようになっており、本編だけでは分からなかった終末戦争や兵器の顛末を知ることができます。
ただ周回するだけでなく、追加要素があるのはとても嬉しいですね。
ブリッツ攻略
1週目では脅され敵側に付いたブリッツを説得することができませんでした。
今回は同じ展開にならないように画策しましょう。
ブリッツが仲間になったところまで進めたのですが、やはり一番効果がありそうなのは好感度ですよね。
なので、ブリッツとみんなの好感度を全て2以上(必殺技が使える状態)にし、何人かの子供達と好感度MAXまで上げてみました。
(画像はもう少し後の時点の好感度)
すると、知らないイベントが挟まります。
これは、行けた...?
ブリッツが身の上話をしてくれます。
父の裏切りで迫害されたブリッツ一家はバラバラになってしまったようです。
ブリッツは少年兵の養成施設へ、母と妹は行方知れず...。
何か変わってくれれば良いのですが...。
少し時間が飛んで溶岩地帯の収容所を解放したシーン。
結局ブリッツはベルマン軍の書簡を見て子供達から離れてしまいます。
ここまでは1週目と同じ。
しかし、収容所を解放した時そこに見たことのある顔があったのです。
ブリッツの母親と妹でした。
ベルマンからガスコに亡命していたようです。
そこにベルマン軍が侵攻し、収容所に囚われたと。
しかしブリッツが本人がここにいないのは1週目と変わりません。
洞窟で待ち伏せされているはずなので、家族の無事を知らせるためそこに向かいましょう。
来ました。
ブリッツを倒すところまでは同じ展開ですが...。
そうだ、ブリッツよ音に聞け!
お前の母と妹はこちらで救出した。
さぁ、ベルマンと僕たちどちらの発言を信じる...?
こちらを信じてくれるブリッツ。良かった。
子供達を一度裏切った自分を許せず、このまま縁を切ろうとしますが、子供達は彼を許します。
父の裏切りによる影響を知っているブリッツだからこそ許されないと思っていたようですが、子供達は彼の考えを明るく否定してくれました。
子供達の心がイケメンすぎる。
再びブリッツを仲間に迎える事ができました。
これで最後の展開は変わるはず...!
2回目の最後の選択
パレシアに突入し、ヴァナルガンド内部へ侵入したところまで来ました。
イベントにブリッツも参加して、1週目とは明らかに違う展開になっていることを実感します。
もちろんタラスクス戦はソウルキャノンを使わずに撃破!
1週目と同じくハクスはヴァナルガンドを暴走させようとします。
しかしここで
「しっぽにかけてあきらめない!」
自分の命を差し出そうとせず、絶対に諦めない意思を口にする子供達。
それに応えるようにタラニスに変化が。
ヒトの命を捧げずともエネルギーがチャージされていくソウルキャノン。
子供達の心に反応してタラニス自身の命がエネルギーに変換されているようです。
今までソウルキャノンを撃つときに出していたのと全く違うオーラを出すタラニス。
子供達の掛け声と共に、渾身のソウルキャノンが発射されました。
新しいソウルキャノンはハクス、タラスクス、そしてヴァナルガンドを貫きます。
本当の終わり
今度はヴァナルガンドは爆発せず、子供達も危篤状態に陥っていません。
全員無事にヴァナルガンドから脱出することができました。
やり遂げたと喜び合う子供達。
ガスコ軍がベルマン軍から奪った飛行船で迎えに来てくれます。
偉業を讃えるメルロー大佐ですが、マスカット中尉の言う通り子供達は平穏を取り戻したかっただけです。
帰りましょう。家族と平和な日常が待っています。
ジャンヌもタラニスへと帰っていきます。
寂しいですが、兵器として生まれた彼女たちが起きていない世界こそが平穏な世界なのでしょう。
1週目では見る事のできなかったブリッツとマルトのエンディング。
無事見る事ができました。
彼らのエピローグを見ていると、僕も達成したのを実感してグッときます。
大地に侵食されながら眠るタラニスとジャンヌ。
彼らが伝説とならず、穏やかに眠り続けることを祈るばかりです。
新しい物語
それはまた、別のお話...。
「戦場のフーガ」クリア!
お疲れさまでした、これにて「戦場のフーガ」クリアです!
何とか最後までゲーム日記を続けられて一安心です。
最初は軽い気持ちで書き始めたのですが、どんどん何を書いていいのか分からなくなって困りました。
あんまり長々と書いているとダレるし、短すぎても物足らないしで、日記と言えど色々考えながら書かなくてはなぁと実感しました。
そして「戦場のフーガ」、とても面白かったです。
最初は一方通行のストーリーややや難しい戦闘バランスに戸惑っていたのですが、キャラの可愛さや育成・戦闘システムの奥深さが分かってきてからは楽しんでプレイできました。
何より、1周目で達成できなかったことを周回することで可能にしていくシステム。
これがタイトルの「フーガ」とかかっていると気が付いた時、感銘を受けました。
(違っていたら恥ずかしいけど...)
章タイトルが曲名に因んでいるのも関わっていたんですね。
ちなみにトロフィーコンプリートするまで遊ばせていただきました。
最終的に3周で取れましたね。
それでもまだこのゲームを遊びつくしたわけではありません。
レベルMAXや好感度MAX、収集物集めもあり何度でもプレイできるポテンシャルを持っています。
因みに感想記事はまた改めて書きたいと思っています。
公開されたときは読んでみてください。
クリア後に次回作を匂わせる映像も見られましたし、今後も「戦場のフーガ」の世界を楽しむ機会はありそうです。
一旦このゲームはここで終わりですが、またこの世界の新しい音色を聞ける時を夢見てここで締めさせていただきます。
お付き合いありがとうございました。
それでは、今回はここまで。
またお会いしましょう。