【雑記】自己啓発本を書く人は凄いけど、なりたくはない話
僕は自己啓発本をあまり読みませんが、需要の高さは知っているつもりです。
書店に足を運ぶと店の入り口に面陳されていたり、売り上げランキング上位にいるのを見ていますので。
ランキング上位の本をパラパラと見たこともあるのですが、確かに「なるほど
」と思わせる内容でした。
作者のエピソードを交えながら説明されている場合は、より説得力があります。
今も就職活動をしている学生さんはいるかと思いますが、就職活動者向けの自己啓発本も人気ありますよね。
面接での立ち振る舞いや学生の時から意識してほしい考え方なんかが載っています。
僕も自分の経験から「こうすると良いかも?」と言える生き方が1つや2つならあります。
ただ、一般的な自己啓発本は100ページを超えるボリュームですよね。
そんなに沢山の啓発を自分から絞り出すことは不可能です。
しかし自己啓発本を執筆している方は、何ページにも渡ってかけるような自己啓発を自ら抽出しているわけです。
他人へ提供できる形にまで落とし込み、何個も何個も体験を交えながら書いているのです。
そう考えると、自己啓発本を書いている方は凄いですよね。
末恐ろしくもあります。
自分の行いを振り返って直すべき所を見つけ、直した経験を書く。
これができる自己啓発本著者は凄いですが、僕はなりたいとは思いません。
自分の直すべき所を何個も挙げていったらキリがないし、他人へ説明できる気もしません。
何より他人の考えを改めさせるような権利は僕にはありません。
ただ自己啓発本自体には大いに価値があると考えています。
いくつもトピックが挙げられている自己啓発本の中から自分に当てはまる欠点を見つけるのは、気付きのきっかけになるからです。
欠点を直すことで読んだ人の人生が変わるのなら良い事だし、自己啓発本の役割を果たしているでしょう。
この体験をしたい人が、自己啓発本を買っているのでしょうね。
でもやはり自己啓発本を書ける人間にはなりたくない。
そう考えたという話でした。
それでは、今回はここまで。