【ゲーム日記】戦場のフーガ#10 傷ついた月桂樹
引き続き、「戦場のフーガ」のゲーム日記をお送りします。
前回はこちら。
家族が捕らえられているいるという溶岩地帯へ向かうタラニス。
戦いを止めさせたがる幽霊少女にも戦い続けると宣言し、決意を新たにする。
傷ついた月桂樹
第9章「傷ついた月桂樹」開始です。
「傷ついた月桂樹」はドビュッシーの劇音楽「聖セバスティアンの殉教」の第4幕。
タラニスが溶岩地帯を目指していることはガスコ軍にも伝わっているようです。
どのような対応をされるか不安でしたが、どうやら援護してくれる様子。
これでガスコ軍の敵対は無くなったようで、一安心です。
その頃、中央山岳地帯へ足を進めた一行。
立ちふさがるベルマン軍の攻撃が強力になってきています。
やはり、溶岩地帯の収容所はベルマン軍にとって大事な場所のようです。
タラニス内では、まだブリッツに対する不信感が漂っています。
彼らの境遇を考えると仕方がありません。
しかし、問題が起こったときにまずブリッツを疑うのは視野を狭めるだけです。
何とか考え方を変えてほしい。
歩み寄り始めるブリッツと子供達
早速先ほどの件をブリッツに尋ねるジン。
ジンは行動が早くて良いですが、ブリッツの返答次第ではますます溝は深まりそう...。
自分が壊したと言うブリッツに怒りをあらわにするジン。
待って、理由を聞いてあげて。
でもジンはブリッツの事、少しは認めていたんですね。
理由を説明するブリッツ。
ベルマン軍に居たブリッツだからこそ対応できた理由で納得です。
しかしブリッツも言っているように、一人だけで対処しようとしたのは良くなかったですね。
ジンもその理由に納得したようです。
キチンと自分の非も認められて偉いです。
前回のボロンといい、反省するこの子たちは良い子です。
少しずつでも、歩み寄れていますね。
ジンはベルマン軍のパーツを拾ってタラニスの修理をしていたんですね。
凄い技術力。
少しわだかまりも溶けて安心、と思っているとまた不審な動きが。
ベルマン軍の兵士にブリッツの存在を知られてしまったようです。
しかも、ブリッツの家族事情を知っている様子。
何かありそうで嫌な感じです。
燃えるフラム
山岳地帯を進む一行。
その前に立ちはだかったのは...。
かつて子供達が倒したフラムでした。
前回ハクスにタラニス攻撃の許可を貰って、すぐにここまで来たのでしょう。
一度は見逃したものの、彼女への憎しみが消えたわけではないジン。
やはり心に湧き上がるものがあるようです。
いざボス戦、となったのですが、ラジオの声がいつもの鼓舞とは少し違います。
相手を見下しているような、そんなニュアンスを感じます。
不穏。
それはともかく、戦いはしっかり制します。
ジンでとどめを刺すというシナリオに沿った展開。
ソウルキャノンも使わずに行けました。
しかしフラムは止まりません。
子供達への憎しみだけで、単身でも向かってくるようです。
その異様さにジンの中の憎しみも、一種の哀れみに変わってしまったよう。
ブリッツの存在に気が付いたフラムは、憎しみを彼にも向けるが、ブリッツは取り合わない。
ベルマンは自分を裏切り、フラムをも裏切ると諭すが...。
もう引き返せないフラムはそれを受け入れることはできません。
そして戦車の爆発に巻き込まれて炎に巻かれるフラム。
憎しみに囚われた彼女の末路は、何とも哀れなものになりました。
プレッツェル大佐に育てられた彼女は最後まで軍人であり続けるしかなかったのでしょう。
それは周りから見れば悲しいことですが、彼女からすれば自分の信じた道だったです。
第9章終了
ここで第9章終了。
ブリッツとの確執が少し無くなりましたが、ブリッツに気が付いたベルマンに不穏な動きがありました。
また、フラムとの決着が付いた章でもありましたね。
憎しみの連鎖が生み出した結末は、子供達にどのような思いを抱かせたのでしょうか。
それでは、今回はここまで。
次回に続きます。