【今週の一曲 #14】最後の歌【ドラッグオンドラグーン3】
RPGにおけるラスボスというのは大事な存在です。
RPGは大体戦闘に独自のシステムを設け、ボス級の相手にはそのシステムを最大限活用しないと戦えない形になっていることが多いです。
ラスボスはその最上級です。
そこにたどりつくまでにプレイヤーが積み重ねた実力と育成したキャラが真の強さを発揮する場所です。
たとえば、「クロノクロス」のラスボスなんてシステムを最大限利用した倒し方ですよね。
(実力はあまり反映されませんが)
ですが時々、ラスボスなのに今までの戦闘システムを完全無視した戦闘を強いるゲームがあります。
今回はそんなラスボスが登場するゲームから一曲ご紹介。
今週の一曲
「最後の歌」
「ドラッグオンドラグーン3」というゲームがあります。
最近露出が目立ってきたタイトルだと思います。
「ニーアオートマタ」と同じディレクターが担当しているゲームだからです。
また、ソーシャルゲームの「シノアリス」でもコラボが予定されており今一層盛り上がっております。
(新キャラも登場するそうな)
3という名の通り、ナンバリング3作目の今作ですがこの「ドラッグオンドラグーン」シリーズ(以下DOD)は初代から奇抜な世界観とシステムでプレイヤーを混乱させたシリーズです。
シリーズ通してアクションRPGなのですが、爽快とは言えないアクション性であることも特徴の一つです。
そして何よりもファンの間で語り草になっているのは、ラスボスの存在。
初代と3はラスボス戦でいきなり音ゲーが始まるのです。
しかも太鼓の達人でいう鬼レベルの難しさ。
今までアクションだったのに180度ジャンルの違うゲームになってしまい混乱したプレイヤーは数知れません。
そしてその音ゲーをクリアしないと真のエンディングは見ることができない。
今回ご紹介するこの曲は、そのラスボス戦で流れる曲です。
曲の長さが7分あることから、ラスボス戦の鬼畜さも伝わるでしょうか。
音ゲーの曲であることから結構リズミカルな曲です。
ゲームに登場する6姉妹ごとに曲調が変わるので飽きずに聞くことができます。
歌声はニーアシリーズでおなじみとなった「エミ・エヴァンス」さん。
透き通った歌声がまたこの曲の良さを引き出しています。
初代の音ゲーもクリアするのが大変でしたが、3はより大変でした。
曲が長いのもありますが、途中でカメラがすごい引きになったり寄ったりと自由に動くし、
何よりも最後は画面が暗転します。音とリズムだけでボタンを押さないといけません。
これにより批判が多かったらしいのですが、個人的にはまぁ、これもDODらしいかなと思います。
プレイヤーの期待の斜め下を潜り抜けていくのがDODです。
作曲は、このブログでも登場回数の多い「岡部啓一」さん。
本当に毎度良い曲を届けてくださり感謝しています。
最後に
最初に言ったように「シノアリス」とコラボを予定している「DOD3」。
新規シナリオも存在するようなことを聞いたのでとても楽しみです。
まさかの新キャラも登場しますしね。
ミハイルはきっとナイトメアとして来るでしょうから、当てたいですねぇ。
それでは、今回はここまで。
参考
「最後の歌」
「ドラッグオンドラグーン3」公式サイト
「ドラッグオンドラグーン3」ラスボス