【ゲーム日記】戦場のフーガ#6 燃える炭火に照らされた夕べ
引き続き、「戦場のフーガ」のゲーム日記をお送りします。
前回はこちら
シーナというネコヒトの子供を仲間に入れたマルト達。
彼女の家族が捕らわれているという収容所へ向けてタラニスを進めるのだった。
燃える炭火に照らされた夕べ
第5章「燃える炭火に照らされた夕べ」開始です。
「燃える炭火に照らされた夕べ」はドビュッシーの同名ピアノ曲。
シェットランド鉱山地帯まで来た子供達。
そこでボロボロになった戦車と遭遇します。
こんな所でボロボロになっているということはガスコの戦車?と予想する子供達でしたが...。
いきなり攻撃してくる謎の戦車。
子供たちは慌てて対応しようとします。
しかしタラニスに乗っているのが子供だと分かって動揺する謎の戦車に乗るヒト。
ここで謎の戦車が限界だったのか大破。
戦車の中から出てきたのはイヌヒトの子供でした。
バンダナに作業着らしき服装、そして上裸。
なんだか職人風な子供はジンと名乗ります。
ジンは故郷をベルマン軍に侵攻され、父親も殺されてしまったと言います。
そして軍の指導者のある女性を復讐のために追っていたのでした。
タラニスの戦力を見たジンは助力を求めてきます。
同じような境遇のジンを放っておけずに迎え入れる子供達。
ジンが新たに仲間になります。
機械職人だったジンはタラニス内の不可思議な機械に驚きを隠せないようです。
少しぶっきらぼうな性格ですが、機械で困っていたハンナに手助けをする面倒見が良い面も持っています。
ゲルマン軍特務部隊中佐フラン
道中、タラニスの改造をしながら先に進みます。
改造を進めるたびに成功確率が下がっていくのですが、仲間との好感度を上げておくと、その仲間が手伝ってくれて確率が上がります。
好感度上げもしっかりやっておきたいですね。
ジンの案内で彼の工場へたどり着くと、ベルマン軍が警備をしていました。
そして、その中にひと際強力そうな戦車があるのが見えます。
その戦車から、特務部隊中佐のフラムが現れます。
しかも以前撃破したプレッツェル大佐が育ての親であったと言い、タラニスへ憎しみを向けます。
しかしそれはジンにとっても同じこと。
父親を殺したフラムを許すことは出来ず、闘いになります。
「シッポにかけて」は、某青年探偵の「じっちゃんの名にかけて」みたいな使い方ですかね。
ちなみに、このフレーズは後にも登場します。
フラム戦です。
砲台とは別に司令塔があり、こちらを先に倒さないと砲台を回復されてしまいます。
司令塔を倒しても一定ターンで復活してしまうので、司令塔が復活したら迅速に倒しましょう。
ジンの力も借りつつ、フラム撃破です。
ソウルキャノンは使わずにいけました。
憎しみの連鎖
父親の仇であるフラムを倒したことでジンは復讐をやり遂げました。
しかし
奇跡的に生きていたフラム。
しかし義父の仇のタラニスに負けた自分の無様さに耐えられず、義父のように殺せと要求してきます。
復讐を完璧にやり遂げようと要求通りフラムを殺そうとしたジンでしたが、周りの子供達に制止されます。
それを聞いたジンはフラムを殺さず、見逃すことを決めます。
復讐や憎しみの連鎖というのは、絶対に終わることのない悲しいループを生み出します。
誰かが勇気を持って終わらせない限り。
ジンがここでその決断をしてくれて、僕はとても嬉しかったです。
ジンとフラムの差は、支えてくれる人が居たか居なかったか、でしょうか。
フラムは放っておき、ジンの工場に捕らわれていたヒト達を解放する子供達。
これでジンの故郷はゲルマン軍から解放されました。
生き延びたフラムでしたが、その心はジンたちへの憎しみしかありません。
彼女には憎しみの連鎖を断ち切ることはできないようです。
彼女の拠り所であったプレッツェル大佐を殺したのはマルト達なので、それも仕方のない事ですが...。
今後どのようにシナリオに絡んでくるのでしょうか。
第5章終了
というところで第5章終了。
5章はジンという新しい仲間が入り、フラムという今後も登場しそうな強敵が登場した章となりました。
子供を主人公に据えているのに、憎しみや復讐といった暗いテーマを扱ったのも印象的ですね。
ジンは周りに支えてくれるヒトがいてくれたおかげで乗り越えられましたが、フラムには出来ませんでした。
そして、彼らはシーナの家族も捕らわれている収容所へ進み続けます。
果たして救出することはできるのでしょうか。
それでは、今回はここまで。
次回に続きます。