【雑記】朗読とお世話になっているサイトについて
日頃、朗読をやっています。
とは言っても、絵本や短編を丸々読むのではなく、朗読台本で調べて出てきた短い文章を読むだけです。
最初は声を出す練習にと始めたのですが、最近はセリフ入りの台本も読むようになって、感情を込めた朗読も練習しています。
はっきりと聞きやすい発声も難しいのですが、感情を込めて読むというのもとても難しいものです。
文章というのは声に出さずに読むのと声に出して読み聞かせるとではかなり捉え方が異なります。
黙読すると、その文章に込められた意味だけを読み取れば良いですが、声に出すとそれを表現しなくてはなりません。
寒い場面なら寒そうに、緊張している場面ならそのように、ニュースなら余計な感情を込めないように...。
たかが文章、情報ですがアプローチの仕方を変えると途端に新しい面が見えてくるのだと驚きます。
そしてそれを生業にしている声のお仕事の方々にも最近は注目しております。
素晴らしい声で僕たちに文章を届けてくれる皆さん。
アナウンサーさんやナレーターさん、役者の方々はどれだけの練習と勉強をされているのか...。
そんな方々と同じにはなれなくとも、近づけるように練習は続けたいと思っています。
意思表明。
そして今回は備忘録も兼ねて、朗読の際に使用しているサイトを紹介します。
いつもお世話になっているサイトさんです。
「朗読 台本」とかで調べればすぐ見つけられるかと思いますが、もし興味がありましたら参考にしてみてください。
筆先の世界
検索上位に出てくるであろうサイトさん。
僕も大変お世話になっております。
一人用から複数人用、短いものから長いものまで、朗読の台本を多数公開しているサイトです。
僕は「毒を呷った姉妹」という台本が好きです。
お話自体も面白いのですが、少し陰のある語り手のセリフをどのようにして読むのかを試行錯誤するのが楽しいです。
Sound Emotion
声劇用の台本の公開の他、声優を目指す方向けのオンラインレッスンや録音環境提供等を紹介しているサイト。
また、定期的にイベントを開催しており、志を同じくする方と交流もできます。
水色文庫
小説家でもある水城ゆう氏が公開している朗読用フリーテキスト集。
公開しているテキストは自由に活用してよいと明記されており、朗読活動を広げようとされているのが分かります。
朗読に関するゼミナールも開いているようです。
努力しようとすればするほど深い世界
以上、僕がいつもお世話になっているサイトさんのご紹介でした。
朗読は、もっと頑張ろうと思って研究すればするほど何が正しいのか分からなくなり、振り出しに戻される所もあります。
しかし、そのたびに自分の朗読を始めた原点に立ち戻って、意欲を取り戻す、というサイクルを繰り返す深いものです。
文章を声に出すだけですが、そこにどんな意味を見出すのかは自分次第。
僕は今後も、僕なりに朗読を楽しませてもらいたいと思います。
それでは、今回はここまで。
