【今週の一曲 #32】我が名はレジオン
マルチ主人公のゲームは、メジャーでないにしろ数多くある。
主人公が一人のゲームに比べて、シチュエーションが変わるので飽きが来ず長く遊べる利点がある。
しかし一方で、実装がうまくできないとマルチに分けた意味が分からなくなる諸刃の刃でもある。
記憶に新しい失敗例としては「テイルズオブエクシリア」があった。
あれは二人に分ける意味がよく分からない典型だ。
ただ、「テイルズ」シリーズは長く続いているタイトルなので変化をつける意味でもマルチ主人公システムを取り入れたのは悪くはなかったと思う。
今回は、その「テイルズ」...ではなく「アトリエ」でマルチ主人公を採用したタイトルから一曲紹介しよう。
・今週の一曲
「我が名はレジオン」
「エスカ&ロジーのアトリエ」はアトリエシリーズの黄昏2作目。
「アトリエ」シリーズとしては珍しいマルチ主人公システムを採用したタイトルである。
自分はプレイしたことはないが、黄昏シリーズはその雰囲気やシステムがユーザにはかなり好意的に受け止められたタイトルだと記憶している。
無論BGMも珠玉なものがそろっている。
ガストの作曲陣に含め、様々な作曲家を起用しそれぞれのファンから注目を浴びた作品でもあった。
この曲は主人公の一人ロジーの通常戦闘で流れる曲である。
およそ戦闘らしくないゆるりとしたリズムの曲だ。
少しジャズな雰囲気も感じられ、今までのアトリエシリーズの曲にはなかなか無かった曲である。
自分はそこが気に入っている。
ちなみに、戦闘曲でいうならエスカの通常戦闘曲「Updraft」の方も素晴らしい。
調べてみると、こちらのほうが人気もあるようだ。
・おわりに
冒頭で「テイルズオブエクシリア」を踏み台のように書いてしまいファンの方には申し訳ないと思う。
しかし、自分はこのタイトルはクリア済みで作品自体は別に嫌いでも何でもないと書いておく。
続編の「エクシリア2」も良くできた作品である。
むしろ「エスカ&ロジーのアトリエ」の方がプレイできていない現状である。
だからこそ面白さについては言及できなかった。
いつかまとまった時間を取ってプレイしたいと思う。
GWも終わってしまった後で、それもはかない夢だが。
それでは、今回はここまで。