【今週の一曲 #31】Spear of Justice
名作は、約束されたものから唐突なものまで、あらゆる場面から生まれるものである。
自分にとっての唐突な名作は、「ニーアレプリカント」であった。
「ドラッグオンドラグーン」のころからファンからすれば何を言っているのかとなりそうだが、当時初めてこのシリーズと触れ合ったのでかなり驚いた。
あんな世界観、キャラクタ、シナリオ、システムのゲームは初めてだった。
未プレイの方には是非お勧めしたい。
それはそれとして、今回はそんな唐突に登場した名作からご紹介。
・今週の一曲
「Spear of Justice」
「UNDERTALE」は、もはやゲーマ間では有名な作品であろう。
PC向けに発表されてから、高評価の嵐を受け、各プラットフォームに移植を繰り返され、一般ゲーマの目にも留まることになった。
RPGの体を取りながら、従来のRPGの型にはまらない独特なシステム、シナリオ、世界観。
それでも残している懐かしいRPG要素も合わさり、全く新しい名作ゲームになった。
と、分かったようなことを言っているが、このゲームは自分は未プレイである。
天邪鬼な自分は、名作と騒がれているうちはあまり手を出したがらない面倒な性格なのである。
おそらく、もう少ししてブームが過ぎたころ、もしくは続編が発表されたときにこっそりプレイすると思われる。
さて、今回のBGMはとあるボス戦で流れるBGMだ。
といってもこのゲームはサウンド面でも高い評価を受けており、この曲以外にも名曲が数多く存在する。
それでもこの曲を選んだのは、初めてまともに聞いたこのゲームのBGMだったからである。
聞いたとき、きっとこのゲームは面白いのだろうなと感じた。
それほど自分の好みど真ん中の曲である。
イントロがキャッチーな曲は名曲が多い。
「オクトパストラベラー」の「ボスバトル2」もしかり。
ちなみに、BGMはすべてゲーム制作者が自分で作曲したようだ。ゲームもほとんど自分で作ったらしい。
ゲームを作りたいというその強い気持ちに感服する次第である。
・おわりに
「UNDERTALE」はまだまだRPGには新しい形が存在するのだと証明する作品にもなった。
美麗なグラフィックやリアルな動き・演出、可愛いキャラクタだけが新しい形ではないと。
しかし、昨今そのような作品が跋扈している状況だからこそ、「UNDERTALE」は輝いたのだろう。
ゲーマが心の中で真に求めていたものに近かったから。
常に流動し続けるゲーム業界で、今後どのような名作が登場するのか、楽しみである。
そして、名曲もまた期待している。
それでは、今回はここまで。