【今週の一曲 #29】Red Zone
アトリエシリーズほど、同一シリーズでありながら多様な世界観をもっているシリーズはないであろう。
アーランドシリーズからは1シリーズにつき3作品出す流れが主流になった。
それぞれのシリーズには明確な特徴があり、それに伴ってシステム面でも改良が施されてきた。
BGMも例外ではない。
それぞれのシリーズの世界観にあったものになるよう、変化を加えながらアトリエシリーズの特徴でもある牧歌的な雰囲気を残してきた。
今回は、この流れを作ることになった、アーランドシリーズから1曲ご紹介。
・今週の一曲
「Red Zone」
トトリのアトリエは、アーランドシリーズの2作目。
1作目のロロナがいまいちな評価になったため、グラフィック・システム面で大きな改良を加えた作品になった。
結果大成功。
キャラクタの魅力もありつつ、ゲームとしての面白さも再評価され、次のメルルにつながる大きな一歩となった。
BGMはアーランドシリーズの特徴である、ほのぼのとした雰囲気が前面に出ている。
しかし、戦闘BGM等締めるところではしっかりと締めている。
「Red Zone」は戦闘中に窮地に落ちいたときに流れる曲だ。
通常戦闘曲である「Yellow Zone」のアレンジになっている。
「Yellow Zone」よりもアップテンポになっており、疾走感が感じられる。
個人的には「Yellw Zone」よりもお気に入りである。
木琴の音が心地よく、間抜けな音色なのに格好いいという不可思議な感覚がある。
やはり戦闘曲は、このようにノれる音楽が一番評価されやすいのだろう。
ちなみに、個人的にはアーランドの主人公ではトトリが一番好みである。
・おわりに
Apple Musicにてアトリエシリーズのサウンドトラックが多数入手できたので、とても満足している。
しかし、やはり現物がないというのは少々寂しいと感じる。
これは男性の性か。
アトリエシリーズは、自分にはプレイするのが難しいのでBGMだけでも聞く機会が作れてよかった。
ちなみに、今回は書き方を少し変えてみた。
飽きたら戻ると思われる。
それでは、今回はここまで。