ゲームという趣味
立派な趣味って何だろう。
初対面の人と話すとき、高確率で趣味の話になる(あと仕事)。
ゲームをやる人は声を大にして「趣味はゲームです。」とは言いづらいのではないだろうか。というか僕がそうだった。
それは世間では「ゲームは子供のすること」という『常識』が存在するからだと思う。
そしてそれは昔から変わらずにいる。仕事の上司に言えば大体理解されず、知人に言うと「ディズニーツムツム?」と返される(ここは個人差がある)。
そうじゃない、僕がやっているのは地図を書きながら迷宮を攻略するゲームだったり、荒廃した世界で生き残るために四苦八苦するゲームだ。
でも、世間の目を感じる以上無難な趣味を公言するしかない。
それだと変わらない、『ゲームは恥ずかしい趣味だ』と自分で認めているようなものだ。
だから僕は趣味はゲームだとはっきり言うことにした。理解されない時もあるし、話しても興味を持ってもらえない時もある。
それでもやらないよりやる方が良い。嘘をつき続けるのは疲れる。
自分の秘密を全部いう必要なんかない。僕はまだまだ隠してることがたくさんある。
でも嘘が一つ減ると楽になる、自分に正直になれる。
だからこれからも趣味はゲームだと言い続ける。
おしまい。