【今週の一曲 #23】Mißgestalt
曲の題名には様々な特徴があります。
「ダライアス」の「BOSS 1」「THE SEA」のようなまんまな曲。
「ファイアーエムブレム 覚醒」の「きらーんって来て、ばーんみたいな感じ?」や「貴様らが…姉さんの言葉を語るな!」などの曲がかかったシチュエーションに準じた題名になっているもの。
「魔法使いと黒猫のウィズ」の「(´ω`*) 」「k」など意味の分からないもの。
今回はそんな曲から言語的な特徴のある曲をご紹介。
今週の一曲
「Mißgestalt」
「サガフロンティア2」は1999年4月1日にPlayStation向けに発売されたサガシリーズの8作目。
それまで起用していた「伊藤賢治」さんではなく、「浜渦正志」さんがコンポーザーとなっており、サガシリーズが持っていたBGMの雰囲気がガラッと変わった作品でもあります。
主となるメロディを3つほどに絞り込み、それをアレンジしながら様々なシチュエーションの曲に当てはめていく手法がとられています。
これにより、曲全体に一体感があり、サントラにまとまりがあります。
ゲーム自体はかなり難しく、僕もクリアしたことがありません。
サガシリーズ自体、まともにクリアしたものが少ないけども。
ところでこの曲名、なんて読むのかわかりますでしょうか。
「ミスゲシュタルト」です。
読めない。
ドイツ語で「奇形・怪物」という意味があり、ラスボスであるエッグ戦にぴったりな曲名といえますが、曲自体はかなりきれいな曲です。
テーマとなっているメロディもふんだんに盛り込まれており、ここまでサガフロ2をプレイしてきたプレイヤーにとっては感動ものです。
作曲者はさきほども書いたように「浜渦正志」さん。
僕は浜渦さんのファンなので、作品を贔屓目で見ているかもしれませんが、このサントラは浜渦さんが手がけたゲーム作品サントラの中でも1,2を争うものだと思っています。
RPGの作曲担当するのは苦手だそうですが、できればこれからも素敵な曲を作っていただきたい!
最後に
このゲームのサントラは、曲名もドイツ語だし曲自体もきれいなものが多いのでかなり洒落乙なものだと思っています。
パッケージも美麗な水彩画なので、部屋に置いとくといい感じです。
もし気になった方がいらっしゃったら、電子版ではなくCDを入手していただきたいものです。
それでは、今回はここまで。