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色んなものの感想をする。否定的に見ることが多い。

夏空のモノローグ【ゲームの感想】

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乙女ゲームと聞いたらどんな印象を持つでしょうか。

 

イケメン、イケボの男性キャラが主人公に甘い言葉を囁いて誘惑するゲーム。

 

そんな印象を持つ方も少ないでしょう。

男性向けの美少女ゲームも似たようなゲームがたくさんありますからね。

 

しかし、乙女ゲームの中にはシナリオがかなり凝ったものも沢山存在します。

 

「夏空のモノローグ」はそんなゲームの一つ。

 

この季節にもピッタリなこのゲームを今回はご紹介したいと思います。

ただ、プレイしたのがかなり昔なのでフワッとした紹介になるかもしれませんがご了承ください。

 

 

夏空のモノローグとは

 

「夏空のモノローグ」はアイディアファクトリー(オトメイト)から2010年7月29日にPlayStation2にリリースされた作品です。

 

後にPlayStation Portableに移植された「夏空のモノローグ Portable」が2013年3月20日に発売されました。

さらにスマートフォン向けに「夏空のモノローグ for iOS & Android」が2017年5月30日に発売。

 

あらすじは以下の通り。

 

舞台は海にほど近い田舎町、土岐島市。
主人公・小川葵はいつもと同じように過ごしていた。

 

平凡な風景の中にそびえ立つ、超高層建築物『ツリー』。

 

30年間に突如現れ、にわかに全国を騒がせたそれも、
今やただ寂れた観光資源に過ぎない。

 

そんな中、葵が所属していた科学部は廃部が決定。
面々は連れ立って廃部前日である、7月29日。
『ツリー』観測へと赴く。

 

その日、その時、その瞬間---。

 

『ツリー』は歌いだし、
---7月29日は、ループを始めた。

 (「夏空のモノローグ」公式サイトより)

 

 発売日とゲーム内の重要な日が同じという、素敵な仕様です。

 

テキストが普通のアドベンチャーゲームと異なり、画面全体に表示される「VNRシステム」。

複数のイベントから一つを選んでシナリオを進める「LRCシステム」など。

 

他のオトメイト作品とは異なるシステムが採用されており、オトメイト作品に慣れている人でも新鮮な気持ちでプレイできます。

 

 

プレイしてみた感想

実物が今手元にないので、見た目や内容の振り返り等が詳しくはできないのですが、プレイしてみて感じたことをつらつらと書いてみます。

 

キャラクター

まず、恋愛アドベンチャーゲームで大事なことの一つ、キャラクターです。

 

乙女ゲームのキャラクターと言えばお目目キラキラ、シャープな顎、奇抜な服装、長髪イケメンが多いイメージですが(個人的)、このゲームはキャラクターの見た目が結構マイルド。

 

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(どうかな?やっぱり乙女ゲームっぽい?)

 

目の光も控えめ、服装は高校生だから基本制服、髪もまぁそこまで長くない。

顎は、シャープだけど...。

 

乙女ゲームに慣れていない僕でも入りやすいキャラクターデザインです。

 

あと、大事なのは主人公の葵が可愛いこと。

(名前は変えられます)

 

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(髪の短い女の子っていいよね)

 

問題解決のために奮闘する姿も一生懸命で、見ていて気持ちがいいです。

 

攻略対象の男の子たちも、変に奇抜なキャラはいなくて常識人がほとんどです。

 

それもプレイしやすい理由の一つ。

差別化をしようと、変な性格や性癖をしたキャラが存在するゲームもありますが慣れるのに時間かかるんですよね。

 

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(君も変なキャラだったなぁ。服も変だ。好きだけど。「アムネシア」よりトーマ)

 

特に好きなキャラは、キャラだけなら部長です。

 

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(「沢野井宗介」部長)

 

見た目だと真面目なキャラっぽいですが、かなりふざけた人です。

だけど超頭が良くて、困ったら結構部長が何とかしてくれます。

 

そして普段ふざけたこの部長が、シリアスなシナリオで真面目な表情をしだすと、そのギャップにキュンとします。

 

普段優しい人が怒ると怖いと言いますが、そんな感覚。

 

結局全キャラ好きですけどね。

こんなに苦手なキャラがいないゲームってのも珍しい。

 

 

シナリオ

ネタバレはしません。

 

あらすじを読んだ感じ、タイムリープものではベタな内容です。

 

しかしシナリオは各キャラ丁寧に描かれており、とても面白いです。

 

最終的にどのキャラもシリアスな雰囲気になるので、読みごたえもありますしギャグパートもあるのでダレません。

 

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(ギャグパートの中心にはいつも部長)

 

各シナリオの中で一番好きなのは「篠原涼太」くん。

彼のシナリオは本当に感動します。

 

タイムリープを科学部みんなで止めようとしている中で、彼は活動をしながら違う思いを抱いている...。

でもそれは皆にばれるわけにはいかない。

 

真実を知った時の主人公の行動、涼太君の決断。

それぞれに感動しました。

 

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(素敵なスチル。サンプル画像だけど)

 

もちろん他のキャラのシナリオも面白いです。

隠しキャラも含めて。

 

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(それぞれのシナリオにそれぞれの良さがある)

 

ただ単に恋愛をするだけじゃない、シリアスなストーリーはラブラブな乙女ゲームには無い魅力です。

 

 

音楽

僕がゲームを語るなら、音楽を外すことはできないのですが、このゲームの音楽は素晴らしいです。

 

www.youtube.com

 

オープニングもキャッチーで聞きやすいですし、エンディングもシナリオを締めくくるにふさわしい雰囲気。

 

サントラも出ています。持っていないのですが、この記事を書くために色々聞いていたらほしくなってきました...。

 

アドベンチャーゲームでBGMって大事ですからね。

それが良いゲームは評価が高くなる。

 

 

まとめ

この暑い季節にぴったりな熱くてシリアスなストーリーかつ、男の子との恋愛もできる最強ゲームです。

 

主人公=プレイヤーというよりは、自分は第三者目線で楽しんだ方が良いかも。

まぁ、僕が男だからそう思うだけかもしれませんが。

 

主人公も自分で考えて悩んで行動するので、応援したくなってくるんですよ。

 

だからその行動が実を結ぶと嬉しい。泣ける。

 

乙女ゲームというジャンルではありますが、女性だけではなく男性にもそれ以外の方にもお勧めしたいゲームです。

 

 

最後に

今回の記事で言いたいことは「乙女ゲームは女性以外でも楽しめる」と「シナリオが面白い乙女ゲームは沢山ある」です。

 

自分の好きなジャンルばかりプレイしているという方は、時々はまったく違うジャンルに挑戦してみてはどうでしょうか。

 

ちょうど夏休みの方も多いでしょうし。

 

そして、乙女ゲームに挑戦したいというならこの「夏空のモノローグ」は大いに勧められます。

 

一緒にこの感動を味わいましょう。

 

それでは、今回はここまで。

 

 

参考

「夏空のモノローグ」公式サイト

www.otomate.jp

 

「夏空のモノローグ」OP

www.youtube.com