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世界樹の迷宮Ⅴ 長き神話の果て【ゲーム感想】

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世界樹の迷宮Xの感想だと思った方もいらっしゃると思いますが、違います。

世界樹の迷宮Vです。

 

振り返ればもう2年前のゲームなんですね。

 

下画面で自分が歩いたダンジョンの地図を描いていき、自分だけの地図を作製できるDS/3DSで展開してきたDRPGシリーズの「世界樹の迷宮」。

 

キャラメイキングは可愛らしいのに、妙に高い難易度や卑劣な罠などシステムは昔のゲームのようで、そのギャップも人気の要因の一つでした。

 

今年の8/2に最新作にして3DS最終作である世界樹の迷宮X (クロス)」が発売されるということで、まだクリアしていなかったVを先にクリアしたわけでございます。

 

まぁ、表ボスを倒しただけで、裏ボスはまだ倒してないんですけどね。

 

その段階での感想です。

 

 

 

好きな点

①豊富なキャラメイキング

世界樹の迷宮」シリーズの売りの一つであるキャラメイキングについては今回も文句ありません。

 

日向悠二さんが描く可愛らしくも格好いいキャラは、そのままでも十分ですが、髪や目の色・声などもカスタマイズできて自分好みにすることができます。

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(パッケージにも写っている「フェンサー」。僕は右から2番目の女の子を使っています)

 

僕は基本的に声無しのほうが好きなので声は入れませんでしたが、人気ある声優さんも起用しているので自分好みの声はきっとあるはずです。

 

今回は「世界樹の迷宮」シリーズでは初めて、「種族」の概念を取り入れています。

「アースラン」「ルナリア」「セリアン」「ブラニー」の4つの種族です。

 

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(僕が一番好きな種族「セリアン」。獣耳って素敵。)

 

「種族」ごとに選択できる「職業」が決まっているのですが、後から「種族」の壁を超えて「転職」することもできますので、自分の好きな「種族」だけでパーティを組むこともできます。

 

自分が冒険をする仲間たちを自分の好きにカスタマイズできるって、こういう難易度の高いゲームでは重要なんだなと改めて感じました。

モチベーションも変わってきます。

 

 

②初心者に優しいシステム

世界樹の迷宮」シリーズは、その可愛らしい見た目に反して高い難易度も特徴の一つです。

 

初見殺し、玄人殺し、詰み、等数多の冒険者を苦しめてきました。

しかし、それがこのシリーズの魅力であり、ファンの求めているものでもあります。

 

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(懐かしき、そして極悪な「リス」。「世界樹の迷宮2 諸王の聖杯」より)

 

ですが、今回はその辺のうち初見殺しについては結構マイルドになったなぁと思いました。

 

例を挙げると「石化」。

 

シリーズをプレイした方なら分かるかと思いますが、このシリーズでは石化という状態異常を仕掛けてくる敵が物語中盤~後半でよく登場します。

 

敵の先制攻撃!→全体石化攻撃!×n→全滅

 

という流れはもはや様式美といっても良いものでした。

 

しかし、今作では石化しても全滅することがなくなりました。

 

第5階層で全体石化をしたのですが、全滅しなかったときは寂しさと優しさを同時に感じました。

 

しかし、DRPGというマイナーなジャンルのゲームが今後発展するには、これまでそのジャンルに触ったことのない人も取り込む必要がありますし、初見殺しばかりではそれも叶いません。

 

そう考えるとこういったシステムの緩和は歓迎するべきことでしょう。

 

もちろん、シリーズのファンで難易度の高さを求めてきた方にとっては悩みどころでしょうが、ゲーム好きだけど下手な自分としては嬉しい要素でした。

 

 

③とはいえ難しいところ

とはいえ、やっぱり難しいんですよこのゲーム。

 

だがそれが良い。

 

各階層のボスは一度は全滅してましたし、FOEに挨拶に行けば殴り殺され、下手すればその辺の雑魚的に嬲り殺される始末。

 

しかしその緊張感、ひりひりした冒険感がこのゲームの素晴らしいところなのです。

全滅してもちょっと嬉しいゲームはこのシリーズくらいじゃないか。

 

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(ダンジョンを闊歩しているFOEは初見では大体勝てない。勝てるとすごく嬉しい。)

 

そして難易度が高くても回答が用意されているのがこのシリーズの良いところ。

 

どうしても勝てない敵がいる...!→じゃあこのスキルじゃなくてこのスキルを育ててみようorこの職業をパーティに入れてみよう→あれ、勝てた!

 

という風に、プレイヤーの工夫次第でどうとでもなるのです。

 

もちろんレベルをガンガン上げて殴り殺しも良いです。

攻略の仕方はプレイヤー次第なのです。

 

 

微妙な点

①選択肢の狭さ

攻略に仕方はプレイヤー次第、と言いましたが今作は戦闘に関して選択肢は少なかったように思います。

 

というのも、職業によって強さの幅が開いていたんです。

 

個人的には「セスタス」と「ハウンド」が強すぎてそれに頼り切りになってました。

 

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(これが「セスタス」。「ハウンド」は上に貼ってあります。)

 

単体攻撃も全体攻撃もこなせて、かつ威力の高いスキルを持っているので雑魚敵もボスも相手にできます。

つまり、ほかの職業を使う機会が減ってしまっていたんです。

 

いや、他の職業を使えば意見も変わるかもしれないと思って使ってみましたが、逆にこの強い職業2つと比べて弱い点が気になって、ますます使えなくなりました。

 

特に「リーパー」が弱いと思います。

碌に使っていないから分かっていないだけかもしれませんが、攻撃の威力も低くTPの消費も激しく息切れしやすい、かつ補助妨害も中途半端とあまり良いところが見られませんでした。

(「リーパー」好きな方申し訳ありません。)

 

 

②もはや「無い」ストーリー

世界樹の迷宮」シリーズは、DRPGの特徴に漏れずストーリーが薄いことでも有名です。

 

まぁ、メインはダンジョン攻略とキャラ育成なのでストーリーはあまり関係ないのですが、今作は特に印象に残らなかった。

 

今までのシリーズだったらラスボスの存在は途中で存在を匂わすような展開があったのですが、今作は皆無。

 

いきなり謎の少女に「あいつを倒すが使命だ」と言われ流れで倒した感じです。

感動はありませんでした。

 

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(唐突に使命を言い渡されて戸惑いました。)

 

なのでエンディングも感動もしませんでしたね。

NPCたちも当たり障りのないセリフばかりで...。

 

 

まとめ

面白い作品だと思います。

 

しかし、諸手を挙げて褒められない箇所もあって悩ましいところです。

 

職業ごとの強弱については「新・世界樹の迷宮」でも言われていたことだったので少し残念だしたね。

これから使ってみたら強い点に気が付くかもしれませんが、ストーリークリアまでに気が付けなったということで自分の中での評価は決まってしまいました。

 

とはいえ遊びやすくなっていたり、難易度も選べたりと初心者にも優しい点が増えていますので、このジャンルに触ったことが無い方も入りやすい作品であることは確かです。

 

これから新展開を迎える「世界樹の迷宮」シリーズ。

躍進を続けていっていただきたい。

 

www.famitsu.com

 

あ、点数は75点くらいです。

 

 

最後に

今月最新作が発売されたにも関わらず、その前作を今月クリアしたという、なんともズレた感じの記事ですね。

 

しかし、これで裏ボスを倒せば心置きなくXに手を出すことができます。

 

これまでの作品の総集編になるという噂なので楽しみです。

 

あ、それと今作のBGMも素晴らしかったです。

 

古代祐三」さんはやはり素晴らしい。

後半の通常戦闘曲が好きです。

 

www.youtube.com

 

それでは、今回はここまで。

 

 

参考

世界樹の迷宮V 長き神話の果て」公式サイト

sq-atlus.jp

 

世界樹の迷宮X(クロス)」公式サイト

sq-atlus.jp