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【感想】GOD OF WAR

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大変お久しぶりな更新になります。

単純に更新が面倒になって放置してから、ズルズルとそれが長引いてしまいました。

 

継続することの大事さを改めて感じております。

 

これからもマイペースになると思いますが、更新は続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

さて、今回はタイトルの通りGOD OF WARの感想です。

 

GOD OF WAR」は2005年11月17日(日本発売日)にPlay Station2で発売された初代を皮切りに始まった、アクションゲームシリーズです。

 

神に魂を売った戦士「クレイトス」を操り、神に復讐をするというのがシリーズを通してのシナリオの肝になります。

 

神の策略によって、自分の妻と子供を殺してしまうんです。それは復讐したくもなりますよね。

 

2010年にPlayStation3で発売されたⅢを最後にナンバリング作品は出ていなかったのですが、今回は正式な続編としてナンバリングの付いていない本作がリリースされました。

 

ある程度遊んだので、感想をまとめたいと思います。

 

 

パッケージ

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(表紙)

 

パッケージ正面には主人公「クレイトス」とその息子「アトレウス」が船に乗った姿で写っています。

 

この二人と船というのは、このゲームにおいてかなり重要な要素なので、表紙としてふさわしいと思います。

 

ちなみCERO:Zなので18歳未満の方はプレイできませんよ。

 

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(背面)

 

神話アクションアドベンチャーと銘打っていますが、「GOD OF WAR」シリーズはギリシア神話をはじめとした、神話の様々なフラグメントをシナリオに取り込んでいます。

 

クレイトスのモデルも、ギリシア神話に登場する神クラトスだと言われています。

 

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(中身)

 

説明書は電子媒体のみでした。

 

コスト削減とはいえ、紙の説明書はあったほうが嬉しいですね。

 

 

ゲーム内容

実際にプレイしてみて良いと思ったところ、悪いと思ったところを挙げていきます。

 

良いところ

①父子の関係が見ていて楽しい

クレイトスの妻、つまりアトレウスの母親が亡くなったところからゲームは始まります。

 

それまでアトレウスの世話は妻に任せきりだったクレイトスは、アトレウスに対して結構愛想無く接します。

 

アトレウスもそんな父親にちょっと不満ありげかつ、怖がっている感じ。

 

しかし、妻の「あらゆる世界で一番高い山から遺灰を撒いてほしい」という遺言を全うするため、この二人は旅に出ることになります。

 

最初はかなりぎくしゃくしており、クレイトスが高圧的に指示をすることもしばしば。

 

ただ、旅を続けていき様々な事に巻き込まれたり、様々な人に出会うことで二人の関係は段々と変化していきます。

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(妻と3人で暮らしていた森。ここから旅が始まります)

 

この二人の関係は、見ていてすごく楽しい。

クレイトスがアトレウスの背中に手を添えようとしてためらうところとか、アトレウスは本当は父親に接したいのに、素直になれないところとか。

 

クレイトスにはクレイトスの、アトレウスにはアトレウスの理由があるからこそ両方に同情するし、応援したくなる。

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(クレイトスがアトレウスに真実を告げないことでアトレウスは窮地に)

 

ストーリーが進むにつれて関係が変化していく様は見せ方がとても良いと思いました。

 

②アクションがド派手&豊富

GOD OF WAR」シリーズはもともと血が噴き出す派手なアクションが売りでした。

 

今作でもそれは健在で、CERO:Zという審査からも分かる通り血も出るわ中身見えるわでグロい、けど爽快なアクションが豊富です。

 

クレイトスの主力武器である斧「リヴァイアサン」と盾、アトレウスの弓を使いこなして敵を一方的に蹂躙できると気分爽快です。

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(敵は基本的にグロい見た目。そしてクレイトスもグロい殺し方をする)

 

他には、敵にはHPのほかに体力ゲージが存在し、素手で殴ることでその体力ゲージを減らしダウンさせることができます。

 

ダウンすると専用モーションで敵に一撃必殺の攻撃をすることもできます。

 

頭吹っ飛ばしたり、口を引っ張って裂いたり、頭を大岩でつぶしたりとやりたい放題です。

 

通常攻撃のほかにもスキルもあったりと、極めようと思うと途方もないほどたくさんのアクションが用意されています。

 

そしてそれぞれは決して難しくないコマンドで実行できるので、アクション苦手な人でもプレイできると思います。現に僕ができていますし。

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(時には強大な敵と戦うことも)

 

③神秘的な世界観

GOD OF WAR」では、ストーリーを進めていくと様々な世界を渡りある事ができるようになります。

 

そしてそれぞれの世界は神秘的で特徴があり、見ていて飽きません。

 

共通してなんだか荒廃していますが、西洋ファンタジーを存分に感じることができます。

こういうのが大好物な自分としてはとても満足です。

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(9つの世界につながる湖では、巨大な蛇「ヨルムンガンド」と出会えたり)

 

こういうのは、なんというか日本人では表現しづらいものなのかなと思います。

 

もちろん日本人は日本人の得意な表現方法があるのですが、スケールの大きいものは海外のゲームのほうが表現力が勝っていると思います。

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(魔法の森で魔法の豚を狩り。しかし...)

 

悪いところ

 ①敵が強い

これに関しては完全に僕個人の問題なのですが、敵が基本的に強いです。

 

アクションが豊富なことは先に書きましたが、それは敵も同じで、様々な攻撃を繰り出してきます。

 

そしてそれは1体ではなく、同時に何体もが攻撃してくるのが基本です。

 

攻撃力も低くない敵のそんな波状攻撃には僕は対応できないことが多いです。

特にエルフ、お前は嫌いだ。

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(魔法、突進、飛び掛かり、状態異常など面倒な攻撃ばかりのエルフさん)

 

 

まとめ

悪いとこはそんなに無いです。

 

それだけこのゲームは素晴らしく面白い出来です。

 

敵が強いのだって、究極難易度を下げればいいのですからね。

 

実はまだクリアしていないので点数はつけないのですが、このまま不満点が出なければ90点以上はつけられると思います。

 

アクションが好きな人でしたら絶対に楽しめますし、神話を主軸にしたシナリオも気に入ると思います。

 

そして何よりもアトレウスの存在

アトレウス可愛いよ。

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(あら可愛い)

 

最初はあまり積極的でなかったりしますが、父親と打ち解けると他愛のない話をしたがったり、戦いでサポートしてくれたり。

 

途中で我を忘れて暴走してしまうところもあるのですが、しっかり反省をして次につなげているところも好印象。

 

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(決まっているよ、アトレウス)

 

シナリオ上付いてこないといけない添え物扱いではなく、ゲームの大きな主軸の一つして存在しているのは、ゲームデザインの腕の高さの賜物ですね。

 

そして海外ゲームとしては珍しく、顔がおっさんではない子供というのも大事。やっぱり顔って大事よ。

 

ちょっと話がそれましたが、クリア直前までプレイしている自分としては、とても満足のできるゲームだと思っています。

 

 

最後に

ここまでがっつりしたアクションをやるのは久しぶりなので、すごく楽しいです。

 

モンハンやブラッドボーンとは少し違うアクションですからね。

 

この作品は各所で絶賛されていますし、今後はこのようなアクションゲームも増えてくるでしょう。

 

今後は「キングダムハーツⅢ」等のちょっと違ったアクションが続きますが。

 

それらに期待しつつ、今回はここまでといたします。

 

それでは。

 

 

参考

GOD OF WAR」公式サイト

www.jp.playstation.com

 

GOD OF WARウィキペディア

ゴッド・オブ・ウォー - Wikipedia