消滅都市 ORIGINAL SOUNDTRACK 2【サントラ感想】
終わりが無いからこそ。
サントラの感想記事ばかりが続きますが、年末年始で自分へのご褒美でサントラを結構買ったんです。
真相はそういうことだ。
「消滅都市」というソーシャルゲームがあります。
「Wright Flyer Studios」さんが開発しているのですが、公式サイトに以下のような文章が書かれています。
本当に、スマホゲームで、感動したことがありますか?
その文章に違うことなく、シナリオは感動的なシーンが多く今までのスマホゲームとは一味違ったものとなっております。
今回はその「消滅都市」のサントラです。
「消滅都市 ORIGINAL SOUNDTRACK 2」
2とあるように2つ目のサントラなのですが、個人的にはこちらが好きなので。
ジャケット
はたまた、見出しに使っている画像が表紙です。
幾何学模様の描かれた表紙となっていますが、これはCDケースの上につける紙ジャケットです。
(裏表紙)
ただのCDケースだけでなく、このような紙ジャケットがあるとちょっと高級感出ますね。
(CDケース)
中のケースは泣いている少女が描かれており、このゲームの雰囲気を物語ってくれます。
まぁ、自分はこのゲーム今はやっていないので詳細は分からないのですが。
リリース当時は2まで出るようなタイトルだとは思っていませんでした(失礼)。
中身
(中身)
真ん中のは帯です。
CD自体にも幾何学模様が描かれています。
こういった紙ジャケットがあるものだと、帯が微妙にデカくて保管に困ったりもします。
ブックレットには先ほどCDケースの表紙に見えていた少女とこれまた幾何学模様が書かれています。
(ブックレット1)
ブックレットにはディレクターの「下田翔太」さん、ボーカリストの「エミ・エヴァンス」さん、「/SAK.」さん、作曲家の「川越康弘」さん、「加藤浩義」さんのコメントが載っています。
スマホゲームといえどゲームであり、作品です。
多くの人が関わり、多くの苦悩があってこそ成り立っているものです。
こういうコメント見ると、それを改めて実感しますね。
(ブックレット2)
また、ピアノの楽譜もいくつか載っています。
自分の好きな曲の楽譜が手に入るのって、結構貴重なことでかなりうれしいことなんです。
他のサントラでも是非やっていただきたいですね。
気になった曲
「消滅都市」の曲は、エレクトロニックな曲が多く、初代サントラにはそれが収録曲のほとんどでした。
しかし、この2ではバイオリン、ピアノ、ギターなどのアナログな楽器を多く使った曲が多めになっております。
作曲家さんも、自分の得意分野でないので作曲には手を焼いたそうな。
僕個人としてはこの雰囲気が初代サントラより気に入ったのですがね。
「Green Light」
とか言いながら、この曲はエレクトロニックばりばりの曲です。
しかし、圧倒的格好良さ!
女性ボーカルの力強さが身に沁みます。
僕がこの曲を初めて聞いたのは、アレンジのほうでした。
アレンジもとても良くて好きだったのですが、原曲を初めて聞いたときは俄然こちらに惚れました。
「Stay with Me (Arrange Version)」
元々初代サントラに収録されていた曲の、アレンジです。
原曲は疾走感のあるテンポの良い曲だったのですが、かなりスローリーな曲調になっています。
テンポ一つでこんなに雰囲気が変わるものなんですね。
女性の優しい声も相まって癒し効果のある曲になっています。
「Closer」
ピアノとベースとドラムで構成されている(多分)曲です。
オシャレなバーとかでかかっていそうなジャズ調の曲で、ベースの低い音が体に響いて心地よいです。
「Start New Things」
聞いた瞬間にキマシタワーとなった曲。
エミ・エヴァンスさんがボーカルの曲です。
ニーアや初代消滅都市ではゆっくりな曲を担当することが多かったエミさんですが、この曲は結構テンポも速く、エミさんも歌う時に戸惑ったそうです。
でも、エミさんが努力した結果もあり、今までのエミさんとはまた違った曲になっていると思います。
「Keep Moving On」
聞いた瞬間にキマシタワー!!となった曲。
アップテンポなピアノとバイオリン、ギター、/SAK.さんのボーカルが合わさり疾走感MAXな曲です。
/SAK.さんが歌詞を書かれており、強い決意と想いの下進み続ける人の様子が書かれています。
このサントラで一番のお気に入りです。
「Song of Joy」
聞いた瞬間にキマシタワー!となった曲。
エミさんのボーカル曲です。
こちらも結構テンポの速い曲なんですが、こちらのほうが普段のエミさんの歌声に近いと思います。
このサントラで2番目にお気に入り。
まとめ
疾走感を前面に出していた初代サントラとは違って、悲壮感や切なさを滲ませたサントラです。
でも、それだけに終わらず未来への希望も垣間見せてくれる、気持ちの良い終わり方をするサントラでもあります。
コンサートも過去に開催されたそうです。
次また機会があったら行ってみたいですね。
最後に
ソーシャルゲームというのは、終わりのないゲームです。
終わりが無いというのは、個人的には苦痛です。
何か目標があったほうが頑張ろうと思えるからです。
しかし、終わりが無いということはそのタイトルが好きな方にとってはとてもうれしいことだと思います。
そして、このサントラのようなコンテンツが増えていく。
終わりがないということは、このような効果も生み出すのだなと考えを少し改められました。
それでは、今回はここまで。
参考
「消滅都市」公式サイト
「Keep Moving On」