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【感想】ニーアオートマタ サウンドトラック

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ニーアシリーズは、初代「ニーアレプリカント/ゲシュタルト」から始まり、今年発売された「ニーアオートマタ」で2作目という比較的若いシリーズですが、多くのファンがいます。

それは、シリーズを通して監督をしているヨコオタロウさんの世界観や、ストーリーに惹かれているのもあると思いますが、音楽も大きな魅力の1つなんです。

シリーズ通しての作曲者、岡部啓一さんとオートマタでは帆足圭吾さん、高橋邦幸さんも参加していらっしゃいます。(レプリカントの時も関わっていらっしゃいましたが)

発売後オリコン2位になるなど、ゲームファンのみならず音楽ファンの間でも話題となった「ニーアオートマタ サウンドトラック」。聞いてみた感想を書きたいと思います。

といっても、発売からかなり時間も経っているんですがね。


まず、このサントラを聞いてみて思ったのは旋律より雰囲気を大事にしているのかなということ。

前作「レプリカント/ゲシュタルト」のサントラは、とにかく悲壮感漂う旋律がこれでもかと流れて、耳にこびりつきました。

しかし、「オートマタ」は『残サレタ場所/斜光』や『複製サレタ街』など、その場にある雰囲気を表現した曲が多いように思います。

その点は「レプリカント/ゲシュタルト」とかなり違いがあります。

そして、前作でメインボーカルを担当したエミ・エヴァンスさんに加えジュニーク・ニコールさん、河野万里奈さんが参加したため、曲のバリエーションや表情が増えました。

エミさんの透き通るような歌声、ジュニークさんの力強い声、河野さんの心に訴える声。
同じ旋律のエンディング曲『Weight of the World』も、この3人がそれぞれ歌うことで大きく表情を変えました。

3人が共に歌う最後のエンディング曲は必聴です。

そしてこのサントラ、3枚組なのですがそれぞれがゲーム1周分の曲が入っている構成になっています。

ゲームプレイヤーとしてはこういった計らいは嬉しいですね。3枚目なんかは物語も佳境の段階なのでクライマックスにふさわしい曲ばかりです。

そんなことを踏まえてこのサントラで一番好きな曲を挙げるとすると…
全ての曲が好きだと言いたいのですが、ここは『Weight of the World /English Version』にします。

「ニーアオートマタ」が発表されてから初めて公開された主題歌でしたから印象深いですし、ジュニークさんの歌声が好きなので。


ニーアシリーズはこれからも進展をするらしいので、大いに期待をして待っています。
またあの世界に飛び込みたい。

それでは今回はここまで。