ファイナルファンタジー Ⅲ ORIGINAL SOUND VERSION
FC作品の中ではダントツに音楽が好きな作品。
ファイナルファンタジーの3作品目。
こんにちは、れぐれすです。
『ファイナルファンタジー15』発売決定記念としてファイナルファンタジー作品の紹介をしていくコーナー。その2作品目です。
それがこちら、
『ファイナルファンタジーⅢ ORIGINAL SOUND VERSION』
△新品はもうないので中古で取り寄せました。
1990年4月27日にファミリーコンピューターで発売された『ファイナルファンタジーⅢ』。
ゲームシステムとしてはジョブシステムが導入され、遊びの幅が大きく広がりを見せました。
音楽も同様。作曲された植松さんもFCの音楽の使い方がこなれてきたのか、過去2作より一層表情の多い曲が収録されています。
ゲームよりもだいぶ遅れて発売となったらしいこのサントラ。オリジナルよりもアレンジが先に発売になるというよくわからない状態になっていたようです(アレンジも持ってます)。
そんな『ファイナルファンタジーⅢ ORIGINAL SOUND VERSION』。気になった曲を紹介していきましょう。
track.1【プレリュード】
おなじみプレリュード。今回はかなりシンプルな、ほぼメロディーのみになってます。余計なものがない分メロディーのきれいさが際立っていますね。
track.2【クリスタルのある洞窟】
穴に落ちる効果音で始まるこの曲。僕はDS版しかやったことがないので、ルーネスが落ちてくるところしか思い浮かばないのですが、オリジナルでもあんな感じなのかな?
曲は不安感を煽るピロピロピローといった音が印象的(表現が難しい)。でもちょっと穏やかなパートがあったりと、洞窟なんだけど、クリスタルが眠っているという感じが出されていると思います。
track.3【バトル1~ファンファーレ】
通常戦闘曲。ポコポコとなる音が癖になる曲です。過去2作と比べてもかなりメロディーが分かりやすい、というか展開が多いから聞いてて楽しいです。
そしてファンファーレも一緒になります。ジョブレベルが上がるとうれしかったなぁ。
track.5【オープニング・テーマ】
ゲームが始まって、戦闘もして、クリスタルからお言葉をいただいて、ようやくかかるこのオープニング。「これから冒険始まるぞ!」というワクワクを抑えられません。
track.7【悠久の風】
フィールドの曲です。メインテーマという曲名ではないです、フィールドだけど。
0:36からの展開が大好きです。ほんときれいだしなんというか本当に風を感じます。この曲はDSなどのアレンジでもすごくいい曲になってます。個人的にはアレンジしている方が好きかも。
多分フィールド系で一番好きな曲。
track.12【小人の村トーザス】
恥ずかしながらここらへんのストーリーを思い出せない...でも曲は覚えてます。このちょっと不安定な面白おかしい感じ。そして可愛い曲です。
主人公たちが小さくなって鳥かなにかの巣につかまるんだっけ?
track.14【エンタープライズ海を行く】
FF3は乗り物が豊富、というかこれ以降のシリーズも妙に乗り物の種類が多い気がします。
海の曲ですが、ゆったり海の旅~というかんじではなく「いくぜいくぜー!」という感じです。勢いがある。
そして楽しそうです。船に乗っているときの主人公たちの楽しそうな雰囲気が伝わってきそうな、そんな曲。
track.18【でぶチョコボあらわる】
「でぶチョコボ参上!」だったかな?道具を預かってくれる便利な奴。
track.19【オーエンの塔】
最初のおどろおどろしいイントロからの激しいメロディ。どんなダンジョンだったか覚えてないですが、強そう...というイメージ。
0:30くらいからのテーテーテー!という音が地味に好きです。
track.22【バトル2】
いつものバトル系のイントラから始まらないボス曲。0:24から妙にメロディーあがのびやかになって、格好いいというより勇ましいといった感じの曲。
ガルーダをジャンプ連投で倒した思い出の曲。
track.23【レクイエム】
負けちゃった...
結構展開する曲。
track.24【エンタープライズ空を飛ぶ】
最初のぷおーんという音が癖になる。オリジナルのFF3ではエンタープライズが早すぎて、今の技術では再現できないとか言われていますね。昔の人たちは凄かったんだなぁ。今の人も負けないようにしないとね。
海を行く、よりもよりスピード感のある...というかありすぎな曲。乗っている人を振り落としそうな勢いだ。でもすぐ撃ち落とされるよね。
track.26【果てしなき大海原「」
海の底。そんな曲です。息がし辛い雰囲気というか、そんな重苦しい曲ではないんですけど、なんでだかそういう印象を受ける。きっとそう感じるようになっているんですね、植松さん!
それにしてもFF3はどんどん物語の舞台が変わっていくから面白いです。その分曲も表情豊かになって、聞いてて楽しい。
track.26【水の巫女エリア】
悲しい曲です。でも0:26からは希望が垣間見えるような、そんな印象を受ける。あと音がちょっと遅れる感じになるのが好きです。
track.31【4人組じいさんのテーマ】
またまた面白おかしい曲。FF3って面白い曲多くないか?
このおじさんたちはDS版でちょっとイライラしてました。悪い人たちではないんですけどね。彼らの明るい感じが現れている曲。
track.34【潜水艦ノーチラス】
今度は潜水艦です。ゆっくり海の中を進んでいく様子が目に浮かぶようです。
睡眠導入剤によさそう。
track.39【巨大戦艦インビンジブル】
戦艦まででてきましたね。戦艦というにはいささか爽やかな曲。
DS版にはインビンジブルを手に入れないでも進行できるバグがあって、エンディングでインビンジブルに乗っていくシーンではキャラがそのまま表示されて進むようです。シュール。
track.39【禁断の地エウレカ】
メロディーがダンジョン系で一番好きかも。ちょっとわかりにくいんだけど、何回も聞きなおしちゃう。そんな音。
track.40【クリスタルタワー】
有名な曲ですね。ラストダンジョンのクリスタルタワーの曲です。
クリスタルタワーといえば途中でセーブができず、全滅したら長いタワーの最初からという鬼畜難易度が印象的です。
でもそれ以上にこの格好いいメロディに惹かれる。難易度も相まって記憶に良く残っている曲です。
track.43【最後の死闘】
ラストボス、暗闇の雲戦の曲です。イントロの怖いメロディから徐々に早くなって一気にメインメロディに進む曲調はテンションあがりますね!
DS版では3つの曲に分割されました。怖いイントロが分裂した形です。なんで分割したんだろう。
暗闇の雲といえば「はどうほう」。FCではちびっこ達を絶望の淵に追いやったという「はどうほう」ですが僕はDS版ではそんなに脅威とは思わなかった出す。裏ボスにすごく苦労したからかな。
track.44【エンディング・テーマ】
最後はお世話になったみんなにお礼を言いつつそれぞれ故郷に戻るエンディングでしたが、そういう終わり方を見たことがなかったのですごく新鮮で、すごく感動しました。
この曲だけ6分という長さ。気合の入れようが違いますね。今までの曲を盛り込んで曲も今までの冒険を振り返っている感じがします。最後にふさわしい曲です。
そして物語は終わる。
FF3は大好きなゲームなので、サントラはずっとほしかったんです。でも新品がおいてなくて中古しかない。CDを中古で買うことに抵抗があるのでずっと躊躇していたのですが、「いつまでもゲームサントラが手に入るわけではないよね」と思って買いました。
今こそファイナルファンタジーのサントラならほぼ新品で手に入りますが、ずーっとそういう状態でいるのには無理があります。いつかは生産を終了してしまうでしょう。
そうなる前に欲しいと思ったら買う。皆さんも欲しいものを逃さないように気をつけて下さい。
では今回はこの辺で。最後まで見ていただいた方はありがとうございました。