DRAGON QUEST HEROES Ⅱ
ドラゴンクエスト30周年おめでとうございます。
みなさんこんにちは、れぐれすです。
てことで今回はドラクエシリーズ最新作。
ドラゴンクエストヒーローズは初代が2015年2月26日にPS4、PS3で発売されたドラゴンクエストのアクションゲームシリーズです。
無双シリーズで有名なコーエーさんがスクウェア・エニックスさんとがっちりタッグ。オリジナル主人公に加えてかつてのシリーズから登場人物たちが集結して冒険をする初代は世間的にも個人的にも好評だったと思います。
今回はその2作目。ドラゴンクエスト30周年である2016年5月27日に発売されるという名誉とプレッシャーを抱えて発売となった今作ですが、その感想を個人的につらつらと書いていきます。
★お品書き
①アクションのドラゴンクエストというもの
②キャラクター
③2作目としてどうなのか
④30周年作品としてどうなのか
ではいきましょう。ちなみに一番好きなドラゴンクエスト作品は「DRAGON QUEST Ⅴ」です。
①アクションのドラゴンクエストというもの
初代が発表されたときは正直不安要素の方が多かったです。「ドラゴンクエストとアクションを融合?どうなるっていうんだい」
実際に発売され、プレイしたら意外と普通...
というか「やりにくい!」とか「難しい!」とかはなかったです。そこはゲーム制作者の方たちが素晴らしいバランスに仕立ててくださったおかげですね。
今作も初代と大きな操作の変化はないのでやりやすいです。どんな操作なのかは是非実際にやっていただきたいのですね。
ゲームとしてですが、無双系のゲームを作っている会社さんの開発なのであくまでも無双がベースとしてあります。
敵がわんさかでてきてそれを倒して次に進む。また敵がわんさかでてくるの繰り返し。
ときどき護衛ミッションや探索クエストなど変わり種も出てきますが基本は上記の流れです。
無双系をやるといつも思うのですが、後半になると飽きてくるんですよね、これ。のちにキャラクターのことを書きますが、キャラが増えてきて技が変わってきても結局やることは同じ。
「そんなのどのゲームも同じだろ」と思う方もいらっしゃると思いますが、ひたすら上記の流れを繰り返していると眠くなってきます。心が死にます。
これはあくまで僕が感じたことなのでこの流れが好きだという方は違う感想を抱くと思いますが、すくなくとも僕はそう感じる。
一応広いフィールドがあって、そこら辺を歩いているモンスターに戦いを挑むようなドラクエっぽい部分もⅡで新しく追加されています。これは個人的にとても良い。冒険している感あります。
あと自由にルーラで拠点に戻れるのもすごく助かりました。フィールドを広くするとどうしても移動が億劫になってくるのでこのシステムはとても( *'д')bイイ!!
全てのシステムを説明することは(面倒なので)しませんが、転職できたりモンスターに変身できたり熟練度があったりと従来のドラクエシリーズの特徴も取り入れて30周年作品として気合が入っているな!と強く感じました。
「アクションになったからドラクエじゃない!」ということはないと思います。【ドラクエらしさ】というものを頑張って盛り込もうとしているのがすごく伝わってくる。アクションだからといって犬猿する理由にはならないと思います。気になっているならやってみて。
個人的にゲームの進化は受けて立つ精神なのでそこは問題じゃない。よく「こんなの〇〇じゃない」「俺の知ってる〇〇はこんなのじゃない」という声を聞きますがゲームはエンターテイメント作品なんだから進化しなくちゃいけないというのが持論なので、上記の意見は個人的にナンセンスです。
そうじゃなくて、ゲームの進化って「進化してもそれを受け入れるユーザ、そしてユーザに認めてもらえるようなゲームをつくれるか」これが必要なんだと思います。もちろんシリーズ作品だとそれってすごく難しいと思うのですが、やらなくちゃ生き残れない。
だからもし進化したゲームが糞だったらどこが糞なのか意見しましょう。もしくは素晴らしい作品が出来上がったら精一杯たたえましょう。制作者とユーザの間のイメージのずれがなくなればなくなるほど受け入れられやすい作品ができると思います。
長々と何の話をしたのかというと、要は「シリーズものが今までと違う形で発表されても気になるならやって」ということです。やってみなくちゃ糞なのか神なのかも分からないです。
②キャラクター
ドラクエヒーローズといえばオリジナルキャラに加えてかつてのシリーズのキャラクターが参戦する要素。
△初代では上記のようなラインナップ
今回は初代から引き続き参戦のキャラに加えて新規キャラも追加されています。
△今作のラインナップ
シリーズファンとしては歴代のキャラが操作できるのは嬉しいです。アクションなのでより生き生きしてる。
キャラが使う技もトルネコなら「はかいのてっきゅう」ゼシカなら「マダンテ」などプレイした人は馴染みのある技ばかり。
そして声です。今のゲームには欠かせなくなっているボイス付きです。
キャストはご自分で確かめていただきたいのですがイメージから遠くかけ離れた声はないように感じました。ガボだけちょっと、違うかな?と思いましたが…
イメージを崩すことなくこんなにヌルヌル動くキャラたちを実現してるのは本当に凄いと思います。でも個人的にはドラクエに声はいらないです。
ボイスカット機能あったらもっと嬉しかった。
③2作目としてどうなのか
ヒーローズも2となりシリーズ化しました。では初代と比べてヒーローズシリーズとしてどうなのかという話なのですが。
正統進化している、と感じました。
まず初代は飛行船のような拠点からフィールドを選び、バトルを行って帰る、とう流れを延々繰り返すシステムだったのですが…
これが面倒くさかった。いうなればソーシャルゲームのようにステージ→バトルを繰り返すだけなので。
それに比べて今作は、拠点の街から四方にフィールドが広がっており、そこらへんをあるいているモンスターとバトルを行うという往年のドラクエシステムを彷彿とさせるものでやりやすかった。
冒険している感じもあり、そこに転職システムや熟練度システムも合わさって「ドラクエしてるなー」と感じました。
マルチプレイも追加されました。全ての機種でマルチできるので機種間で壁を感じることなくプレイできるのか素晴らしいと思います。
そのマルチにも先週から無料DLCで竜王が出現するダンジョンが追加されたり、全作のキャラがプレイアブルになったりとあらゆる層を満足させようとしている姿勢が素晴らしい。
と、あまり劣化しているところを感じないという続編としては完璧な出来だと思います。
まぁ不満をいうとすれば移動をもっと早くできるといいかなーといったところですかね。ルーラやダッシュもあるのですがもっと、こうフィールドを活かした移動がしたいなぁと。
せっかく綺麗なフィールドなんですからゼシカの鞭で枝を伝っていったりとか…
違うゲームになっちゃうか。
④30周年作品としてどうなのか
今年でドラクエも30歳。僕よりお兄さん(お姉さん)なんですね。そんな30歳で世に放ったヒーローズ2は30周年記念作品としてどうなのか。
結論からいうと後一押し!です。
歴代のキャラが大集合!なのですが1,2,3,9,10の成分はほとんどないです。
ネームドキャラも少ないですし難しいとは思うのですがBGM以外にそれらのシリーズも感じたかった…
あとはやっぱり30周年には普通のドラクエが…「ドラゴンクエスト11」がやりたかった…
多分今年は無理ですよね?FF15もあるし…
そう考えるとヒーローズ2には酷かも知れませんがやはり比べてしまいます。
ただ30周年として一押し欲しいだけで作品単体では充分なものだと思ってます。
アクションドラゴンクエストの2作目、ドラゴンクエストの30周年記念作品として発売されたヒーローズ2ですが…
僕は面白いと思います。思っているからこそ今もプレイしている。
個人的には今まであげた点以外は不満らしい不満はありません。否定的に意見するブログなのにこれいかに。
そして欠点が少ないからこそ、ここから進化をしてほしいと思います。プレイアブルキャラがもう残り少なくなるのでポンポン続編を出せないでしょうが、その充電期間で進化してほしい。
ゲームと進化は切っても切り離せません。ドラクエはあまり進化を望まれてない作品だと思いますが外伝作品のこのシリーズならやれるはず!
これからもアクションドラゴンクエスト、楽しみにしてます。
以上、解散~。ありがとうございました。
あ、ドラゴンクエスト11、待ってます。頑張って下さい。